保育の特色

年齢に応じた
保育目標

0歳児

― 信頼関係の確立 ―

■育児担当制とする。
■食欲・睡眠・排泄など一人一人の生活リズムを重視して生活の安定を図る。
■一人ひとりの子どもの状態に応じてスキンシップを充分に取りながら心身ともに快適な状態を作り、情緒の安定を図る。
■発達に応じた遊びを提供する。
■安心できる人的、物的環境の下で、聞く、見る、触れるなどの感覚の動きが豊かになるようにする。

1歳児

― 探索活動の保障 ―

■一人ひとりの子どもの生理的欲求や甘えなどの依存欲求を満たし、情緒の安定を図る。
■子どもの生活の安定を図りながら、自分でしようとする気持ちを尊重する。
■安心できる保育者の見守りの中で身の回りの大人や子どもに関心を持ち関わろうとする。
■身体を動かしての遊びや手指を使っての遊びを保育者と一緒に楽しむ。
■興味ある絵本を保育者と楽しんだり、言葉を使うことを楽しむ。

2歳児

― 自我の芽生えを受け止める ―

■保育者との信頼関係を何よりも大切にする。
■身の回りのことを保育者の手を借りながら自分でしようとする。
■保育者と一緒に友だちと関わっていろいろな遊びを楽しむ。
■絵本を保育者と一緒に楽しんだり、絵本の経験から「言葉遊び」や「ごっこ遊び」を楽しむ。

3歳児

― 自立感を育てる ―

4歳児

― 自発性の育ちを援助する ―

5歳児

― 主体性の確立を見守る ―

■子どもにとっても大人にとっても快適で落ち着ける室内環境を準備する。
■保育者との信頼関係の中で自分の考えを安心して表すなど、情緒の安定した生活が送れるようにする。
■日課を安定させ、子どもたちが先を見通して行動できるようなリズムをつくる。
■戸外遊びを充分に体験させる。
■積極的な絵本の読み聞かせをする。絵本の経験から「言葉遊び」や「ごっこ遊び」を楽しむ。
■わらべうたを日課に定着させる。

わらべうた

岩手県遠野のわらべうたを基本にしています。遠野のわらべうたには、人はどう生きるのか、という教えがあります。
目と目を合わせること、語りかけること、触れ合うことは私たち大人と子ども、子どもと子どもの関係をよりよいものにしてくれます。
また、発達を確かめる、助ける、子ども同士の集団遊び、としても欠かすことのできない活動です。
保育者と子どもの1対1が基本で、赤ちゃんの時から年長まで、絵本の前やおやつ前の時間差を利用したり、3才以上のクラスでは日課に取り組みグループ毎に楽しんだりしています。自由あそびの中でも遊びます。

絵　本

絵本は子どもたちの心を豊かにし、生きる世界を広げます。
生後8か月前後より膝の上で1対1で見ることから始まり、大きくなるにつれ集団での読み聞かせとなります。月刊絵本を中心に季節や興味に合わせて楽しんでいます。2階ホール「絵本コーナー」では絵本の貸し出しも行っています。

室内遊び

室内での遊びは子どもの静の力を育てます。手指を使う、集中する、考える、観察する、空想する、など内面的で細かい活動となります。主な遊びは
・ごっこ遊び～ままごと、レストランごっこなど
・構成あそび～積木、卓上積木など
・造形遊び～お絵描き、折り紙、ビーズなど
・ルールのある遊び～カードゲーム、かるたなど
これらの遊びはコーナーとして設置され、いつも同じ場所に置かれています。子どもたちが遊びたい気持ちになるよう、目に見えるよう工夫、配置されています。